「偽装バー」でぼったくり…出張犯行グループの役割分担と悪辣手口

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「暇なんだけど、一緒に飲みませんか?」

 マッチングアプリで知り合った男性を「偽装バー」に連れ込み、現金をだまし取ったとして、大阪府警捜査4課は19日までに無職の小倉拓実容疑者(26)ら20~30代の男女8人を詐欺などの疑いで再逮捕した。

 小倉容疑者らは昨年11月、女性を装って20代の男性とマッチング。大阪市中央区千日前のバーを偽装したレンタルルームに誘い出し、ゲームをして酒を飲ませ、高額な飲み代を請求した。

 ぼったくりグループは、マッチングアプリで「カモ」になりそうな男性を探す「アポ役」、SNSで待ち合わせ場所を伝える「つなぎ役」、男性と接触する女の「誘導役」、レンタルルームを手配する「予約役」、店内で「5000円飲み放題です」と料金プランを説明する「店員役」などさまざまな役割を分担していた。

 犯行に使われた場所は合コンやイベントで利用され、カウンターには酒が置いてあり、本物のバーのようだった。

 入店後、しばらくすると、店員役が「トランプどうですか?」と男性にカードを渡し、「負けた方が酒を飲む」というルールを提案。何杯か飲んだところで再び店員役が近寄ってきて、「かなり注文されてますが、そのドリンクは飲み放題コースの対象外です。払えますか? 現時点で26万円ですよ」と声をかける。

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