マー君欲しさにメジャーが大幅譲歩 「新入札制度」10月末までに合意へ

公開日: 更新日:

<MLB側の商売>

 たとえ「60億円」を払っても、元を取れるだけの力が田中にはあるというのだ。加えてメジャーには今回、日本球界に譲歩しなければならない商売上の理由もある。前出のジャーナリストがこう言った。

「田中を手に入れる球団はもちろん、田中と対戦する球団や米球界全体にとっても24勝無敗でシーズンを終えた田中は商品として魅力的。日本からの観客動員、関連グッズの売り上げ、今後のテレビ放映権料に好影響があると、いまからソロバンをはじいています。つまりメジャーサイドはこのオフ、何が何でも田中を手に入れたいのです。そのためにも、来月から入札制度をスタートさせる必要がある。今回ばかりは日本側の要求をのむしかないのです」

 名より実。どうやら米球界は高額な入札金を払う代わりに、来季からは田中でしこたま稼ぐ魂胆らしい。だからこそMLB側は以前のような強硬な態度を取らない。死んだふりをしているだけとの指摘もある。

 実際、MLBには「田中のいる今回は日本側の要求を受け入れるが、入札制度はこれを最後に廃止すべき」という強硬論が渦巻いているという。

 米球界なりのもくろみはあるにせよ、田中はこれで、莫大な入札金を楽天にもたらすことがほぼ確実になった。移籍への扉を“自力”でこじ開け、海を渡ることになる――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網