原監督が“ヒント”をポロリ 星野監督が日本一をもぎ取る方法

公開日: 更新日:

 08年の日本シリーズは涌井が第1、5戦で先発し、第7戦の勝負どころで救援登板。フル回転した一方、岸は第4戦で先発し、第6戦でリリーフ。登板はたった2試合だった。「2人しかいないんかいっ!」と言うほど、実は投げていないのだが、原監督の苦々しい表情から、中1日の救援登板という采配、巨人打線が抑えられたイメージが強かったのは確か。戦力で劣る楽天は、巨人が嫌がるこういう戦法を取るべきなのだ。

 楽天の先発3番手以降は美馬、辛島らが控えるものの、計算はできない。星野監督は中日阪神監督時代に計3度のリーグ優勝を果たしながら、一度も日本一になっていない。日本代表を率いた北京五輪も4位だった。

 日本一連覇を狙う原監督は、シリーズを盛り上げるためにヒントをくれている。もう「短期決戦で勝てない監督」と言われたくなければ、星野監督はこの二枚看板をコキ使うしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動