10年連続ゴールドグラブの楽天・AJに聞いた「不慣れな外野守備に不安は?」
<「その質問は試合を見てから、もう一回、聞きにきてくれ(笑い)」>
東京ドームで行われる日本シリーズ3戦で、「カギ」を握るといわれるのがA・ジョーンズ(36)の左翼守備。今季公式戦で一塁こそ守ったものの、外野守備は一度もなかった。米メジャー時代の98年から10年連続ゴールドグラブ賞に輝いた本人は、日本で初の外野守備をどう受け止めているのか。第3戦の試合前、直撃した。
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――前日練習を見る限りでは、左翼守備に不安はないようだが、今季の外野守備は一度もない。実際に、練習をしてみて不安は感じないのか?
「個人的には何の問題もない。(一塁手の)銀次が守るより、自分が守った方がいいことはわかるだろ(笑い)? それに銀次は今、打撃が好調。彼の打撃を生かすためにも、自分が(一塁ではなく)外野を守った方がチームにとってもいいはず。普段どおりにやれば、大丈夫だよ」
――不慣れな守備で打撃に影響は出ないのか?
「これまでの経験で、そんなことを考えたことはない。そもそも守備で打撃を崩すようなことはボクには考えられない。久しぶりとはいえ、昨年(ヤンキースで)も外野守備(左翼と右翼)には就いている。久しぶりというだけで、自分自身には本当に何の不安もないんだ」