ソフトバンクが画策する「楽天・マギー&AJ」強奪プラン

公開日: 更新日:

 日本シリーズが終わるのを今か今かと待ち望んでいるのではないか。

 外国人助っ人を含め、支配下選手13人をクビにしたソフトバンク。今季は08年以来、5年ぶりのBクラスだっただけに補強は必至。大幅な人員整理もその準備のためだ。

 ある球団関係者は「狙うは楽天のマギーとAJ(ジョーンズ)」と言う。
「ウチは2人とも取るつもりです。楽天の主力としてリーグ優勝に貢献した2人は、いずれも1年契約。田中のポスティングで数十億円が入る楽天も引き留めに動くだろうが、そもそも球団がポスティング資金を丸ごと使えるかどうかは別問題。過去には親会社が大半を吸い上げた球団もあった。その点、ウチは孫正義オーナーが『カネに糸目はつけない』と号令をかけている。資金力じゃ負けませんよ」

 マギーは年俸1億円で打率.292、28本塁打、93打点。AJは年俸3億円で打率.243、26本塁打、94打点。獲得するなら複数年契約は避けられず、2人同時ならば総額10億円以上はかかるともっぱらだ。

 もっとも、ソフトバンクは今季、年俸28億円のA・ロッド(ヤンキース)取りに動いていたというのだから、それくらいの出費は「屁」でもないだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった