大谷も藤浪も不在…小久保JAPANが“地味メンバー”になった理由

公開日: 更新日:

 えらい地味なメンツになったもんだ。

 28日にNPBから発表された小久保代表監督率いる台湾との強化試合(11月8~10日・台北)の代表メンバー。今回は26歳以下の若手25人が選ばれた(日本シリーズ中の巨人楽天の選手はシリーズ後に発表)。

 メンバーを見て、何じゃこりゃ? と思ったムキも多いに違いない。中田翔(日ハム)、浅村栄斗西武)といった次代を担う中心選手も選ばれた一方、注目の大谷翔平(日ハム)、藤浪晋太郎阪神)が揃って不選出だ。

 今回の親善試合のメンバーは、台湾側同様、プロアマ混成チームのため、アマ選手も含まれている。それはそれとしても、新生・小久保ジャパンの初陣としては飛車角落ちの感が否めない。

 今回の大谷、藤浪の“落選”は、あくまで代表よりも自らの調整を優先しているようだ。大谷は日ハムの栗山監督が「選ばれないでしょ、この成績では」と話していたが、現在は投手中心でフェニックスリーグに参戦中。二刀流を成功させるため、奮闘している。藤浪にしても、新人年からフル回転したこともあり、疲労回復にあてたいという球団の方針もあるようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝