広島・菊池涼介が指摘「二塁手の目線で巨人主砲の阿部さんの不振は大きい」

公開日: 更新日:

 もう一つ、二塁手の目線で見た場合、巨人主砲の阿部さんの不振は大きいと思います。

 この試合は1四球以外は4打数無安打。全部フライアウトでした。ボクは二塁手なので、打球が恐ろしく速い阿部さんの時は、内外野の間に引いてある白線を目安に、そこから3~5メートル後ろに守っています。もう浅いライトの守備位置くらいの感覚です。それでも、強烈な当たりで一、二塁間や二遊間に振られると、投手だけでなく、内野手にも重圧がかかる。それが全部飛球なら、かなり内野手は助かって打撃に集中できます。

 このシリーズで二塁の藤田さんの好守がチームを勇気づけていますが、阿部さんがいつものような強烈な打球を放っていないことが密接に関係していると思います。内野手を辟易(へきえき)させるくらい、本来の阿部さんは恐ろしい打者なんです。

広島内野手・菊池涼介

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学