IOC会長来日 真の目的は「野球・ソフト」復帰提案か

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野球ソフトボール復帰の条件>

 9月の総会でトップに就任した国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ新会長が来日することが明らかになった。

 日本オリンピック委員会(JOC)によれば、2020年東京五輪パラリンピック大会への協力を関係各所に要請するためだというが、もちろん真の目的は別にある。

 バッハ会長は就任時、「野球・ソフトボール」の正式競技への復帰について問われた際、「IOC内での改革に時間はかかる」としながらも、「多少、種目数が増えるのは影響がない」と将来的な採用に含みを持たせた。

 当然、種目数を増やすには五輪憲章の改正が必要だが、バッハ会長はロゲ前会長の施策は踏襲せずに積極的な改革に乗り出す方針だ。今後は中核競技の見直しに着手するとみられている。

 バッハ会長は日本滞在中に政財界やスポーツ界のトップとの懇談を予定。野球・ソフトボール関係者とも接触する可能性はあり、その席で正式種目への復活を持ちかけるというのだ。

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