三木谷オーナーが移籍認めたが…気がかりはマー君の英語力

公開日: 更新日:

 楽天田中将大(25)の「メジャー移籍」がいよいよ近づいた。

 26日、都内の楽天本社で行われた優勝報告会後、報道陣に囲まれた三木谷オーナーが、田中の去就に言及。「ポスティング制度が決まってから正式に話しますが」と前置きしながらも、「個人的には若い人が海外に挑戦するのはいいことだと思う」と事実上、移籍を容認した。

 夢に向かって大きく前進したとはいえ、田中が勝負しようとしているのは米国だ。今春のWBCで本人は「英語? まったくダメです」と明かしたように、英語は聞くのも話すのも苦手。そんな田中が英語を母国語にする社会で思う存分、力を発揮できるのか。

 この日の優勝報告会でも、こんなシーンがあった。

 三木谷オーナーや星野監督らと共に1000人を超える楽天社員の前に現れた田中は、会場入りこそ満面の笑みだったものの、次の瞬間、表情がこわばった。

 楽天は会社内の公用語が「英語」。司会者は選手登壇後も英語中心で会の進行を行ったため、田中は隣にいた嶋と共に苦笑い。三木谷オーナーが挨拶の場面で「きょうは日本語でいいよね?」と助け舟を出すと、ホッとした表情を浮かべた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋