三木谷オーナーが移籍認めたが…気がかりはマー君の英語力

公開日: 更新日:

 田中は投手だ。野手ほど複雑な連係プレーはないし、捕手のサイン通りにビシバシ投げているうちは周囲も放っておいてくれるだろう。大きなトラブルは生じないかもしれない。
 しかし、常に絶好調で、結果を出し続けられるとは限らない。問題は状態が悪いとき。通訳のいないグラウンドでも首脳陣や捕手や同僚と、自由にコミュニケーションを取れるのに越したことはない。

「英語は話せないけど、何となく聞き取ることはできる」と言って海を渡ったダルビッシュ(現レンジャーズ)はメジャー1年目、捕手やナインとのコミュニケーションに苦労、ときには口ゲンカもした。ケンカすらできない田中は、ダルビッシュ以上にストレスをため込むのではないか。

 英語を理解していないのに、ヘラヘラ笑いながら分かったフリをするのは外国人から最もバカにされる行為のひとつでもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?