昇給ラッシュ 楽天の「大盤振る舞い」は広告料コミコミ?

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「日本一」の大盤振る舞いである。
 4日、楽天銀次が契約更改。今季2200万円から2.5倍以上となる3800万円増の6000万円でサインした。今季6月から3番・一塁に定着し、打率.317をマークした“星野チルドレン”は「個人としては首位打者、チームとしては日本一連覇が目標。チャンスに強い3番打者になりたい」と、満面の笑みで語った。

 この銀次をはじめ、楽天ナインはかつてない昇給のオンパレード。野手では枡田が2100万円増の4000万円、岡島が1500万円増の3000万円。松井稼も3000万円アップの1億6000万円プラス出来高。投手も、斎藤隆が3000万円増の6000万円。これまでの給料が安かったのもあるが、盆と正月が一度にやってきたかのような景気の良さに選手はニンマリしっ放しだ。

 今季は1試合平均の観客が1万7793人と過去最高を記録。CS、日本シリーズも出場し、5億円前後の大幅な増収が見込める。加えて、エースの田中が入札制度でメジャー挑戦すれば、プラスアルファの収入も入ってくる。

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