楽天・田中 義理堅い「人の良さ」がメジャーでは足かせに

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 楽天田中将大(25)は、義理堅い好青年で知られている。

 高校やプロの先輩、ベテラン選手、野球界の大物OB、元メジャーリーガー、付き合いのある芸能プロダクション関係者……目上の人はとにかく大切にするし、会いたいと言われればむげにはしない。シーズン中のタイトなスケジュールの合間を縫ってでも、時間をつくろうとする。

 昨年暮れ、球団にメジャー挑戦を訴えてからというもの、周辺に有象無象が跋扈(ばっこ)し始めた。それがメジャーの代理人や、彼らと関係あるブローカーまがいの連中からの間接的な売り込みであっても、知人や先輩の顔は極力、潰さないようにするらしい。

 この義理堅さ、ノーと言えない人の良さが、メジャーではアダになるかもしれない。

 米国の大リーグは生き馬の目を抜くシビアな社会だ。

 米国はもちろん、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコ、カナダ、メキシコからごまんと野球選手がやってきて、その頂点であるメジャーの40人枠を目指す。スキあらばライバルを蹴落としてやろうと、それこそウの目タカの目で狙っている。

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