「速い球」投げるには「股」を鍛えろ

公開日: 更新日:

 速い球を投げたい――。投手なら小中学生からプロ野球選手まで、誰もが憧れる永遠のテーマだ。

 横浜高から松坂大輔メッツからFA)や涌井秀章ロッテ)などの速球派をプロへ送り込んでいるからか、「どうすれば球が速くなるか?」と聞かれることが多い。これは難しい問題だ。大事なのは「瞬発力」と「全身の力」だが、誰もが150キロを投げられるわけではない。

 松坂が入学した頃は135キロ程度。ただ、「この子はもっと速くなる」というのはあった。まず、腕の振りがケタ違いに速い。指導者は「腕を振れ」とよく教えるが、言われて速く振れるものでもない。松坂は子供の頃、剣道をやっていた。そのため、背筋が強く、肩甲骨周辺の筋肉が異常に柔らかい。リリースしてから右手が背中に届くほど。これなら速く、大きく腕が振れるが、こんな投手はめったにいない。
 手足が長い涌井はリーチを生かし、投球時に大きく弧を描けるから速い球が投げられる。

 楽天1位の松井裕樹君(桐光学園3年)は全身がバネ。身長174センチと大柄ではないものの、腰回りや尻などの下半身がガッチリしている。バネは天性のものだと思われがちだが、小学生までにある程度は培える。水泳、剣道といったスポーツ、鉄棒や木登りなどの遊びが、バネとなって後々生きてくることがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  4. 4

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  5. 5

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  1. 6

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  2. 7

    最重鎮OB廣岡達朗氏が巨人を一刀両断「野村克也の教え子がシーズン終了まで代行なんて冗談じゃない」

  3. 8

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  4. 9

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  5. 10

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由