3戦目の本田を「空っぽ」と酷評…伊メディアの節操のなさ

公開日: 更新日:

 イタリアデビュー3戦目のミランMF本田圭佑(27)に対する辛口評価が、まるで絵に描いたような「手のひら返し」と評判になっている。

 セリエA先発デビューのベローナ戦(現地19日夜)で本田はトップ下のポジションに入った。しかし、0―0で迎えた後半18分にベンチ送り。

 すると一夜明けた翌20日の現地メディアの論調の凄まじいコト! 「酸素が足りないようなプレーだった」(コリエレ・デロ・スポルト)、「ゴール前でコントロールを誤った」(トゥット・スポルト)なんて序の口。「実りなし」「ぶざまなシュート」と酷評したガゼッタ・デロ・スポルトは、見出しに「ホンダは空っぽ」と掲げてケチョンケチョンである。

 つい3日前。イタリア杯で初ゴールを決めた本田を「本能に従ってしなやかに躍動した」(ガゼッタ)、「運命付けられたよう」(コリエレ)と大絶賛。そういえばインテルの長友佑都(27)が「イタリアは良い時は持ち上げてくれるが、悪い時は世界でも一番厳しい」と話していたが、長友のコメントを本田が聞かされたら「その通り」と何度もうなずいただろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い