巨人・松井臨時コーチが見初めた 19歳“無名選手”の正体

公開日: 更新日:

 5年間、同じ釜の飯を食った1歳下の高橋由伸ですら、松井秀喜臨時コーチ(39)には遠慮がある。3日の全体練習終了後、居残り特打の打撃投手役を買って出た松井に131球を投げてもらうと、「まさかこういう日が来るとは……」と感激の面持ちだった。

 弟分の高橋由をしてこうだから、ほとんどの選手にとって松井は、「雲の上の人」であり「テレビの中の人」。いくらゴジラが、何でも聞きに来て、と胸襟を開いたところで、ナインは「オーラがありますね」「すごい迫力っす」と遠巻きにするのがやっと、というのが現状である。

 3日、そんな微妙な雰囲気をぶち破る選手が現れた。
 午前中に一軍の練習場で初ノックを行った松井が、二軍の練習に足を向けた午後のこと。フリー打撃を終えたばかりの高卒2年目・辻東倫(はるとも)(19)が、つかつかとバットを持ったままケージ裏の松井へ近寄るや、「教えてください」と直談判したのである。細かなやりとりについては2人とも口をつぐんだが、「ああやって何でも聞いてくれるのはいい。どういうことを気にしているか分かるんで」と松井。妙にうれしそうだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した