本人と周囲の温度差ありあり…「巨人監督就任」に松井はウンザリ

公開日: 更新日:

 巨人のキャンプに臨時コーチとして参加する松井秀喜(39)が17日、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(77)とテレビ朝日のビッグスポーツ賞の表彰式に出席した。

 松井は10日に渡辺球団会長、白石オーナーと会談。16日に同オーナーが「ゆくゆくは監督として率いてくれることを切望している」と明かしたから、スポーツマスコミは「巨人が松井に次期監督要請!」と大騒ぎしたばかりである。

 長嶋終身名誉監督もこの日、「いつかはそうなって欲しい」とこちらも「松井監督」を熱望。またぞろ盛り上がる周囲とは対照的に、肝心の本人はこうである。

「そりゃあ、巨人のいちOBとして、そう言っていただけるのは光栄なこととは思うけど、個人としては(監督要請が)近未来的なこととは取れなかった。長い目でということと思うし、現時点でユニホームを着られるものを(自分が)持ち合わせているとも思わない。勉強しないといけないことはたくさんある。大きな気持ちで待っていただけることは感謝しているけど……」

 困惑というか、ウンザリというか。球団、マスコミと本人の温度差がありありである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動