DeNA久保康友が感謝する古巣・阪神ファンのきついヤジ

公開日: 更新日:

■ヤジ、怒声

――阪神には似たような雰囲気がありましたか?

「若い選手とか見ていると、ファンやコーチに対して、そういう姿を見せるというのは多少はあったですね。それをする必要は全くないのに。それをして野球がうまくなればしますけど(笑い)。失敗しても怒られないやり方を覚えるよりも、技術を上げることが大事。きつく言われても、それを消化できないと。中には本当のアドバイスもあるし、角度を変えて見るというね。そもそも、メンタルが強いとか弱いとか、よくわからないですもんね。どういうのが弱くて、どういうのが強いのか」

――結果を出すと「強い」といわれる。

「たとえ気が弱くても、数字を残す人間は、弱いと言われない。気にする必要はないんです」

――不満はあくまで起用についてで、球団に対しての不満はなかった?

「そこは全くないですね。施設はいい、給料はいい、人気はある。環境面では文句のつけようがない。阪神でプレーしてひとつ気づいたことは、ヤジられないで応援される選手は、レギュラーとしてまだまだ認められていないということ。ヤジられる選手は数字を残して当たり前とファンが思っている。新井(貴浩)さんもそうだし、井川(慶)さんもそう言われていたみたいですし。ヤジはありがたいと思わないといけないなと」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償