ライバル球団ア然…楽天・松井裕のフォームに早くもメス

公開日: 更新日:

 ブルペンで投球練習を見ていた西武の福島スコアラーが、思わず目を丸くした。6日、楽天の黄金ルーキー松井裕樹(18=桐光学園)の投球フォームに、早くもメスが入ったのだ。

 佐藤投手コーチの指導で、松井裕のフォームはそれまでとは激変。福島スコアラーが言う。

「松井裕は踏み出した右足を投げる瞬間に棒のように突っ張らせて反動をつけて、腕を思い切り真上から振り下ろすフォーム。佐藤コーチが指摘したあとは、右足を曲げて投げていた。確かに体重移動が出来て、安定感はある。でも、修正前の方が力のこもったボールの割合が多かったと思うんだけど……。何というか、(修正後は)松井っぽくない投げ方だよね」

 佐藤コーチは以前から投げ終わった後に体が右側に流れがちな松井裕のフォームを疑問視。体重移動がうまくいかず、制球が安定しないと見ていた。

「なっちゃいけない状況になっていた。投げるときに右肩が入りすぎるし、(右)かかとが捕手の方を向くので、(左)ヒザがうまく入らない」
 とは佐藤コーチ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手