「取材規制」で逆に募る 楽天・松井裕のストレス

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すべてが逆効果ではないか。楽天キャンプの注目選手はドラフト1位指名の松井裕樹(18=桐光学園)。過度な取材を懸念した球団はキャンプ初日、取材に関するお願いのプリントを報道陣に配布した。そこにはこう記されている。

【囲み会見に関して】
 毎日(休日を除く)数選手の囲み会見を久米島野球場(ホタルドーム)のインタビューボード前で行います。時間・場所・選手は幹事社と協議の上、当日に決定致します。

【ぶら下がり取材(付いて歩く取材も含む)に関して】
 テレビ・ペン・スチール撮影に関して、以下のタイミングに限りご取材が可能です。

・昼食を終えて食堂から久米島野球場(またはホタルドーム)に戻る際
・練習終了後
※練習中の移動時のご取材はご遠慮ください。
※選手を足止めして、立ち止まらせた状態でのご取材はご遠慮ください。


 要するにこれはお願いではなく選手への取材規制。しかも対象となるのは松井裕ひとりではなく選手全員。去年までなかった「縛り」のおかげで、逆に午後からは松井裕への取材が集中する結果になっているのだ。

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