「取材規制」で逆に募る 楽天・松井裕のストレス

公開日: 更新日:

すべてが逆効果ではないか。楽天キャンプの注目選手はドラフト1位指名の松井裕樹(18=桐光学園)。過度な取材を懸念した球団はキャンプ初日、取材に関するお願いのプリントを報道陣に配布した。そこにはこう記されている。

【囲み会見に関して】
 毎日(休日を除く)数選手の囲み会見を久米島野球場(ホタルドーム)のインタビューボード前で行います。時間・場所・選手は幹事社と協議の上、当日に決定致します。

【ぶら下がり取材(付いて歩く取材も含む)に関して】
 テレビ・ペン・スチール撮影に関して、以下のタイミングに限りご取材が可能です。

・昼食を終えて食堂から久米島野球場(またはホタルドーム)に戻る際
・練習終了後
※練習中の移動時のご取材はご遠慮ください。
※選手を足止めして、立ち止まらせた状態でのご取材はご遠慮ください。


 要するにこれはお願いではなく選手への取材規制。しかも対象となるのは松井裕ひとりではなく選手全員。去年までなかった「縛り」のおかげで、逆に午後からは松井裕への取材が集中する結果になっているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち