他球団は無視? 中日・落合GM「大学キャンプ視察」の狙い

公開日: 更新日:

「他球団を見るくらいなら、大学を見る」

 中日の落合GM(60)は、関係者にこんな話をしていたという。その言葉通り、ここにきて大学のキャンプを立て続けに視察している。19日の明大に続き、24日には駒大キャンプの浜松へ向かい、練習終了まで鋭い視線を送った。この時期、他球団のGMは基本的にチームに帯同することが多いが、オレ流GMはアマ球界の逸材発掘に早くも動きだしているわけだ。

 落合GMは、自身が大学(中退)、社会人出身ということもあってか、監督時代から大学、社会人の選手を好む傾向があった。特に監督就任1年目の04年ドラフトでは大学、社会人選手のみ11人を指名。以前に連載していた中日新聞のコラムで、「今の選手は、オレの現役時代を含めて昔の選手に比べると、体は大きくなっているけれど、体の強さが3歳分くらい遅れている」と書いたこともある。

■即戦力がいない台所事情

 高卒の即戦力は超高校級といわれる選手くらいで、極めて少ない。オフのドラフトでは、大学、社会人の即戦力を中心に獲得するつもりなのかもしれない。某マスコミ関係者が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状