古巣OBが明かす ソフトバンク・ウルフの気になる“性格”

公開日: 更新日:

 信用するのは、まだまだ早い。
 9日のDeNA戦に先発したのがソフトバンクのウルフ(33)。オープン戦2戦目となったこの日は4回3安打無失点。

「セットポジションを試せてよかった。いい調整になったよ。後は細かい制球だけかな」

 とニヤリ。
 昨季は日本ハムで22試合に先発。防御率3.05も、援護に恵まれず9勝6敗だった。その点、ソフトバンクは昨季のチーム打率はリーグトップの.274。すでに開幕ローテも内定しており、打線の援護があれば昨季以上の成績も期待できる。

 しかし、ある日ハムOBは「そううまくいくかどうか」とこう話す。

「日ハムではとにかくワガママ放題。子供みたいな性格で、『あの球場のマウンドは嫌だ』『この登板間隔では投げられない』など愚痴ばかりこぼしていた。いかに気分よく投げさせるかが大事な投手なので、リードのうまい捕手よりも、自分の方針に従ってくれる若い捕手の方が相性がいい。だから日ハムでは鶴岡ではなく大野が女房役だった。その鶴岡と細川、どちらが正捕手になるにせよ、2人ともリードには一家言ある捕手。ウルフがカンシャクを爆発させるのは時間の問題じゃないか」

 単なる古巣のやっかみならいいのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  1. 6

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  2. 7

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  3. 8

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  4. 9

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  5. 10

    自民保守派が“石破おろし”で分裂状態…次期党総裁「コバホークだ」「いや高市だ」で足並み揃わず