ソフトバンク細川欠場で…FA鶴岡そのまま正捕手交代も?

公開日: 更新日:

 決着あり、か――。オフに日本ハムからFAで正捕手の鶴岡(32)を獲得したソフトバンク。3年前にも西武から細川(34)がFA移籍してきたこともあり、ちまたでは「ポジションがかぶる無駄な補強」と陰口を叩かれていた。

 ところがさにあらず。1日の楽天戦で細川が左肩を負傷。大場の逆球を捕ろうと左腕をひねったときに痛めたもので、田中球団トレーナー統括も「数日間は試合で使わない」と説明。6日からの遠征にも帯同せず、当面はリハビリに専念することになった。

 2日の楽天戦は鶴岡が先発マスク。早くもオフの補強が功を奏した。

 ある球団関係者は「十分、想定内です」とこう言う。
「もともと球団は細川をそこまで信用していなかった。捕手としての実力はともかく、なにせケガが多い選手。西武の渡辺前監督(SD)も、『細川は左肩に脱臼癖がある。不思議なほど簡単に外れる』と言っていたほど。右肩にも古傷があるし、その上腰痛持ち。鶴岡を獲得するのは当然です」

 細川は西武時代から正捕手を務めながら、1年間すべての試合でマスクをかぶったことはない。ソフトバンクでも昨季の112試合が最多。そのまま正捕手交代もあり得る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗