実戦ごとに課題浮き彫り マー君支えるベテラン黒田の金言

公開日: 更新日:

 実戦マウンドを踏むごとに課題が浮き彫りになっているのがヤンキース・田中将大(25)だ。
 オープン戦3試合目の登板となった16日(日本時間17日)のブレーブス戦は「球数を少なくすることを意識した」のに、五回途中までで74球。中でもツーシームの制球に苦しみ、球数を費やした。

「反省点も試合で感じたこともたくさんある。今後は自分のチェックポイントを確認しながら開幕まで調整していきたい」と話す田中にとってベテラン右腕の存在が生きた教材になっている。同じ日本人の黒田博樹(39)から貴重な助言を得ているからだ。

■「すべての経験を伝えたい」

 黒田は今季加入した正捕手マッキャン(前ブレーブス)とともに日本時代の田中の投球をビデオで見た際、単調になりやすい点を指摘。田中からアドバイスを求められると、特に武器のひとつであるフォークに関してこう諭したという。

「使い方を考えた方がいい。今のままでは対戦が2~3巡もすれば相手に見切られる恐れがある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動