マンUモイーズ監督の首をつないだ“冷遇”香川の奮闘プレー

公開日: 更新日:

 欧州CL準々決勝で対戦した名門同士、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)には「昨季のリーグ王者」「オフに新監督招聘(しようへい)」の共通項があった。

 しかし、今季の成績は天と地ほどの差がついた。グアルディオラ元バルセロナ監督を招いたバイエルンは、無敗で3月中にリーグ優勝決定。前エバートン監督モイーズ率いるマンUは、欧州リーグ出場圏内にも届かない7位に低迷している。 ひとえに「両指揮官の能力の差がモロに出た」(サッカージャーナリスト)。

 日本時間2日早朝開始の第1レグも、マンUの劣勢ぶりは目を覆うばかり。何とか0─0でしのいだとはいえ、前半のボール支配率はバイエルン73%─マンU27%。パス成功本数ではバイエルン389本(成功率86%)に対してマンU82本(60%)と圧倒的大差がついた。

■解任論に悩む監督には望外の喜び

 そんなマンUの状況を一変されたのが、後半投入された日本代表FW香川真司だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」