香川ピンチ…マンU逆転8強でモイーズ監督“延命”の皮肉

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 イングランドのマンチェスター・ユナイテッドが欧州CL決勝トーナメント1回戦を勝ち上がるには、20日(日本時間早朝開始)のオリンピアコス(ギリシャ)との第2レグを3―0のスコアで勝てばOK。もちろん地元サポーターの熱烈応援があっても至難のワザのはずだったが……今季不調のエースFWが、大仕事を達成した。

 前半25分、オランダ代表FWファン・ペルシーがPKを決めて先制。前半ロスタイムには、FWルーニーのクロスを左足ダイレクトで、51分にはFKを叩き込んでハットトリック。敵地での第1レグ0―2負けから大逆転で準々決勝進出だ。

 これでクビ寸前だったモイーズ監督も命拾いである。采配1年目の今季はリーグ戦7位に低迷し、CLで敗退した上に26日の宿敵マンチェスター・シティー戦に敗れると「解任が言い渡されることになっていた」(サッカージャーナリスト)からだ。

■来季も指揮を執る可能性が高まった

 この結果に胸中複雑なのが、この日、ベンチウオーマーだった日本代表FW香川真司だろう。モイーズ監督が延命できれば、今後の試合出場できる可能性が限りなく低くなってしまうからだ。

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