巨人に善戦のDeNA 上位キープならオイシイ“ご褒美”も…

公開日: 更新日:

「悔しいけど、高い野球のレベルで戦えたという手応えがある」

 DeNAの本拠地開幕戦。1点差で競り負けたが、試合後の中畑監督は充実感を漂わせた。

 下馬評では圧倒的な優勝候補の巨人に最後まで粘りを見せた。先発の久保が7回1失点の力投。六回にはそれまで10打席無安打と絶不調だった主将・石川に代打を送るなど執念も見せた。スタンドを埋め尽くしたDeNAファンは、試合終了まで応援に声をからした。

「本拠地開幕戦は今年1年を占う大一番」

 試合前、ある首脳陣はこう言っていた。1月のキャンプ直前ミーティングで中畑監督は、「本拠地開幕の巨人3連戦には何が何でも勝ち越したい」と首脳陣やスタッフに告げている。

■地上波中継が増える可能性も

 ヤクルトとの開幕カードは若手の三嶋、井納に任せ、この3連戦は久保、尚成、モスコーソの“表ローテ”をぶつける予定。この日は負けはしたが、昨年までの2年間で巨人相手に9勝35敗4分けとボロ負けしていたことを考えれば、善戦したといえるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動