代表初参加のC大阪FW南野 「完成度」は当時の香川以上

公開日: 更新日:

 C大阪所属の左サイドアタッカー、U─19代表FWの南野拓実(19)が、23歳以下の五輪代表を飛び越えて「2階級特進」を果たした。

 7日に始まった日本代表候補合宿に唯一の10代選手として参加した南野は、前日のJ1柏戦で痛めた右足首に違和感が残り、ひとりだけ別メニュー調整に終始した。合宿2日目からは「大丈夫。練習に合流します」と話す南野。C大阪では、2列目の左サイドを主戦場とするドリブラーだが、このまま持ち味をしっかりとアピールして日本代表に生き残れるのか?

「日本代表の2列目は左から香川、本田、岡崎で固定されているが、ザッケローニは《左サイドから積極的に仕掛け、個の力で局面を打開できるドリブラー》をずっと探してきた。これまでG大阪のFW宇佐美、アーセナルFWの宮市、VVVのFW大津などが呼ばれたが、いずれも代表に定着できなかった。重用されてきたフランクフルトのFW乾も調子を落としており、今合宿に呼ばれた横浜MのFW斎藤、浦和のFW原口と南野の3人が“ドリブラー枠”を争っているともっぱら。現時点では南野が最有力候補といわれている」(サッカージャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発