マー君は習得に2年…投手が挑む「スプリット」の難度と利点

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 評論家の山村宏樹氏(元楽天)はこの傾向について、「フォークよりスプリットの方が利点が多い」と言ってこう続ける。

「指を深くボールにかけて挟むように握るフォークは、数多く投げると徐々に握力が弱くなる。回転数が少ないのでスッポ抜けると、落差のない棒球になる危険性もある。スプリットはフォークより指を浅くかけて握るのでひじや肩への負担が少ないし、フォークより打者に球種を見極められにくいのです」

 メリットが大きいSFFだが、簡単には「持ち球」にできない。

「落差だけならともかく、自分の思ったところに制球できるまでには2年ぐらいかかる。マー君(田中)ですら11年シーズンから投げ始め、完全にマスターしたのは昨シーズンです。それまではずっと握り具合などを研究していました。私も近鉄時代に投手コーチだった小野さん(和義氏)から教わりましたが、握りの際、自分に合う指の開き具合、微妙な力のかけ方を見つけるのがとにかく難しい。その難しさから、私はSFFを遊び球にして、シュート習得に転換しました」(山村氏)

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