大活躍の日ハム陽岱鋼 「年俸高騰」で放出される懸念は?

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 ファンとしては気が気じゃないだろう。
 13日の西武戦でサヨナラ劇を演出したのが、日本ハム陽岱鋼(27)だ。
 七回に「まさか入るとは思わなかった」という5号ソロで同点にすると、九回には2死からヒットで出塁。さらに盗塁を成功させ、西川の右前打でサヨナラのホームを踏んだ。
 お立ち台では、
「(九回のヒットは)とにかく塁に出たい気持ちだった」
 と話した陽。15試合で5本塁打、9打点、4盗塁と活躍し、打率は.273ながら出塁率は.385と1番打者としての役割を果たしている。

 ただ、日ハムは年俸が高騰した選手は、主力でもためらわず放出する傾向がある。11年オフにポスティングでメジャー移籍したエースのダルビッシュ(現レンジャーズ)しかり、昨季キャンプ直前にオリックスにトレードされた糸井しかり、だ。

 年俸5億円だったダルビッシュはともかく、糸井は当時年俸2億円。陽も今季は年俸1億8000万円だ。27歳とまだ若いこともあり、この調子で活躍すればどれだけ給料が跳ね上がるか。

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