大活躍の日ハム陽岱鋼 「年俸高騰」で放出される懸念は?

公開日: 更新日:

 ファンとしては気が気じゃないだろう。
 13日の西武戦でサヨナラ劇を演出したのが、日本ハム陽岱鋼(27)だ。
 七回に「まさか入るとは思わなかった」という5号ソロで同点にすると、九回には2死からヒットで出塁。さらに盗塁を成功させ、西川の右前打でサヨナラのホームを踏んだ。
 お立ち台では、
「(九回のヒットは)とにかく塁に出たい気持ちだった」
 と話した陽。15試合で5本塁打、9打点、4盗塁と活躍し、打率は.273ながら出塁率は.385と1番打者としての役割を果たしている。

 ただ、日ハムは年俸が高騰した選手は、主力でもためらわず放出する傾向がある。11年オフにポスティングでメジャー移籍したエースのダルビッシュ(現レンジャーズ)しかり、昨季キャンプ直前にオリックスにトレードされた糸井しかり、だ。

 年俸5億円だったダルビッシュはともかく、糸井は当時年俸2億円。陽も今季は年俸1億8000万円だ。27歳とまだ若いこともあり、この調子で活躍すればどれだけ給料が跳ね上がるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑