阪神「渡辺俊獲得」報道に色めくヤクルトに勝ち目なし?

公開日: 更新日:

パ・リーグなんてたくさん、いい投手が余っている。でもチームにとって投手は何人いたっていい。相当なタマを用意しないと、簡単にはトレードしてくれないよ」

 これは、某セ球団の編成担当の嘆き節である。現在、投手力不足に悩む阪神ヤクルトなどが投手補強に動いているといわれる。国内でのトレードが簡単にはいかない現状、米国でプレーする元ロッテのサブマリンが注目を集めている。独立リーグ・アトランティックリーグのランカスターに所属する渡辺俊介(37)である。

 6日の一部スポーツ紙によると、中継ぎ不足に悩む阪神が渡辺の獲得調査に乗り出すという。この日の中日戦は延長十二回に勝ち越して勝つには勝ったが、中継ぎの加藤、安藤がピリッとしなかった。

 渡辺は昨オフ、レッドソックスとマイナー契約を結んでキャンプに参加するも、3月末に解雇。4月に現チームと契約し、中継ぎとして4試合に登板、1勝を挙げている。

 ただ、このアトランティックリーグは契約がシビア。結果を残さなければ、わずか2週間でクビになることもあるという。一寸先は闇。渡辺だっていつまでこのチームにいられるかは、わからない。興味を示す球団が出てくれば、日本球界復帰もあるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー