投手陣総崩れ ヤクルトが画策する“野手大出血”トレード

公開日: 更新日:

「投手のトレードを球団に要望? (他球団にうちで)使える選手がいるかどうかだけど、もちろんいるに越したことはない」

 23日の広島戦後、ヤクルトの小川監督がこう言った。

 チームは開幕から投手陣が総崩れ、エース小川も故障離脱する緊急事態だ。限られた戦力で戦い、就任4年間で2度のAクラスに導いた指揮官も、補強を求めざるを得ないようだ。

 編成トップの新専務は「トレードは考えていないわけじゃない。ただ、開幕直後のトレードは簡単にはいかない」と応じた。たしかに今の時期、どのチームも一、二軍の戦力を見極めている段階だし、投手はどの球団も出したくない。

■野手を大量放出か?

 しかし、フロントも手をこまねいているわけにはいかず、各球団を駆けずり回っているという。なかでも狙い目なのが、投手があり余っているソフトバンクだろう。

 一軍の先発は摂津、中田ら5人で固定され、二軍には大場、帆足、山田ら他球団にいけばローテに入れそうな投手がゴロゴロいる。しかも彼らは一軍で故障者が出ない限り、出番はない状況だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ