展開に一喜一憂 破顔で終幕した中日・谷繁監督「顔面劇場」

公開日:  更新日:

「指揮官はベンチで喜怒哀楽を出すな」という人がいる。谷繁監督が見せた九回の表情は対照的だった。

 1点取ればサヨナラ勝ちの攻撃は、森野の左翼フェンス直撃の二塁打から始まった。このチャンスにニンマリした新監督は、続く和田の四球でチャンスを広げたまでは明るかった。が、堂上直のバントが投手前に転がり代走岩崎が三塁封殺。アウトのコールにガックリうなだれると、1死一、二塁から代打小笠原の二ゴロで相手野手にミスが出て一塁はセーフ。コーチ陣と喜んでいる間に、なぜか二塁からホームを狙った鈍足の和田が余裕のアウト。再び兼任監督は頭を垂れた。その数分後、2死一、二塁で代打・松井佑の内野安打で満塁になると、再び顔がほころび、最後は荒木の左前打で今季2度目のサヨナラ勝ち。満面の笑みでベンチを飛び出した。

 前日はアクシデントの川上の代役に指名された高卒2年目の浜田がまさかの完封劇。この試合を落としたら、浜田の奮闘が無意味になってしまう。大きな勝ち星に谷繁監督は「細かいところをちゃんとしないとね。でも、勝つとうれしいね」と言って上機嫌だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  3. 3

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  4. 4

    前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう

  5. 5

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  6. 6

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  7. 7

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  8. 8

    専門医は「説明不能」…米11歳少女の悪性脳腫瘍が消えた!

  9. 9

    安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ

  10. 10

    今度は連ドラ初出演…田中みな実“媚びた笑顔”に隠れた野心

もっと見る