展開に一喜一憂 破顔で終幕した中日・谷繁監督「顔面劇場」

公開日: 更新日:

「指揮官はベンチで喜怒哀楽を出すな」という人がいる。谷繁監督が見せた九回の表情は対照的だった。

 1点取ればサヨナラ勝ちの攻撃は、森野の左翼フェンス直撃の二塁打から始まった。このチャンスにニンマリした新監督は、続く和田の四球でチャンスを広げたまでは明るかった。が、堂上直のバントが投手前に転がり代走岩崎が三塁封殺。アウトのコールにガックリうなだれると、1死一、二塁から代打小笠原の二ゴロで相手野手にミスが出て一塁はセーフ。コーチ陣と喜んでいる間に、なぜか二塁からホームを狙った鈍足の和田が余裕のアウト。再び兼任監督は頭を垂れた。その数分後、2死一、二塁で代打・松井佑の内野安打で満塁になると、再び顔がほころび、最後は荒木の左前打で今季2度目のサヨナラ勝ち。満面の笑みでベンチを飛び出した。

 前日はアクシデントの川上の代役に指名された高卒2年目の浜田がまさかの完封劇。この試合を落としたら、浜田の奮闘が無意味になってしまう。大きな勝ち星に谷繁監督は「細かいところをちゃんとしないとね。でも、勝つとうれしいね」と言って上機嫌だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった