41歳で300本塁打 中日・和田は谷繁兼任監督の“相談役”

公開日: 更新日:

 中日の和田一浩(41)が8日のヤクルト戦で通算300本塁打。5-2の八回に2号2ランを放ってダメを押し、チームの勝利を決定付けた。

「打った瞬間に行ったかなと思った。力みなく反応できました」

 試合後、こう言って表情を崩した18年目のベテランは昨季、打率.275、18本塁打、76打点。力の衰えが囁かれるようになったものの、谷繁兼任監督(43)にとっては最も頼りになる選手であるのに変わりはない。

「勝負強い打撃はもちろんのこと、谷繁がチーム内で心を許せる数少ない選手のひとりですからね。落合GM主導で進んだ一軍の首脳陣は、同級生の波留守備コーチ、3歳下の上田守備コーチを除いて全員が谷繁より年上。グチをこぼす相手がおらず、もっぱら和田が相手をしています。監督と選手という立場になり、表立っては距離を置いていますがね。毎年のキャンプでも2人で裏方さんを集めて慰労のゴルフコンペを開いている。兼任監督になったことで今年の参加を遠慮した谷繁に代わって、その名代として和田がひとりでホストを務めていた。スタッフや選手のまとめ役を含め、谷繁にとっては頼りになる選手なのです」(OB)

 谷繁兼任監督の契約年数は4年。いずれ、和田がコーチとして支える日が来そうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状