1号&猛打賞…楽天ボウカー“開花”の根拠は「日本人的性格」

公開日: 更新日:

「とにかく1本出たことは大きい。このチームに貢献するために日本に来た。こういう打撃をこれからも続けていきたい」

 11日のロッテ戦後、笑みを浮かべながらこう言ったのが楽天に新加入したボウカー(30)だ。

 今月上旬に来日し、9日から一軍に合流。ここまで2試合は無安打に終わっていたものの、この日の3試合目で初回の3ランを含む3安打の固め打ち。この活躍に早くも周囲から「意外と活躍するのではないか」という声が上がっている。昨年までの2年間は巨人に在籍、日本球界に慣れているという理由だけではない。ボウカーには助っ人には珍しい「人の意見を聞く耳」があるからだ。

 通常、外国人選手は日本人選手に比べプライドが高く、コーチらに助言されることを嫌がる。メジャー経験のある助っ人であればなおさらだ。ところが、ボウカーはメジャー経験がありながらも巨人時代からコーチ、周囲の選手の助言を積極的に聞いていたという。二軍に落ちても腐らず情報収集を怠らなかった。そんな「日本人的」な性格が新天地で開花するというのだ。

■ジョーンズとデータを共有

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動