1号&猛打賞…楽天ボウカー“開花”の根拠は「日本人的性格」

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「とにかく1本出たことは大きい。このチームに貢献するために日本に来た。こういう打撃をこれからも続けていきたい」

 11日のロッテ戦後、笑みを浮かべながらこう言ったのが楽天に新加入したボウカー(30)だ。

 今月上旬に来日し、9日から一軍に合流。ここまで2試合は無安打に終わっていたものの、この日の3試合目で初回の3ランを含む3安打の固め打ち。この活躍に早くも周囲から「意外と活躍するのではないか」という声が上がっている。昨年までの2年間は巨人に在籍、日本球界に慣れているという理由だけではない。ボウカーには助っ人には珍しい「人の意見を聞く耳」があるからだ。

 通常、外国人選手は日本人選手に比べプライドが高く、コーチらに助言されることを嫌がる。メジャー経験のある助っ人であればなおさらだ。ところが、ボウカーはメジャー経験がありながらも巨人時代からコーチ、周囲の選手の助言を積極的に聞いていたという。二軍に落ちても腐らず情報収集を怠らなかった。そんな「日本人的」な性格が新天地で開花するというのだ。

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