ザック日本の「攻撃的スタイル」に専門家が「絵空事」と警鐘

公開日: 更新日:

 ザッケローニ監督率いる日本代表が、本大会1次リーグC組でコートジボワール、ギリシャ、コロンビアを相手にどんな戦いを見せてくれるのか、今から期待は膨らむ一方だが、指揮官が「世まい言で代表チームやサッカー関係者を不安にさせている」(サッカージャーナリスト)という。

 実はザッケローニ監督は、最近になって「W杯で相手にどう対処するのかを考える前に、<まずは自分たちのやりたいサッカーをやりたい>とか<何点取られても構わない。得点が相手よりも多ければ勝てる>といった趣旨の発言をするようになった」(前出のジャーナリスト)という。

 ドイツサッカー協会公認S級ライセンス保持者の鈴木良平氏が「あまりにも非現実的なコメント。にわかに信じがたい」とこう続ける。

「ザッケローニは、自分たちのやりたいサッカーとして<攻撃的なスタイル>で戦いを挑み、点の取り合いに持ち込んで勝ち点を稼ごうとしているようですが、対戦相手との力関係をシビアに判断すれば、それが非常に難しい作業であることは明らかです。日本代表が勝ち点を奪うには、<ポゼッションサッカーでボール支配率を高め、相手の攻撃時間を少なくする><選手全員が90分間ハードワークし、強烈プレスをかけ続けて相手に思うようにプレーさせない>に尽きます。桧舞台で世界の強豪を相手に<たくさんゴールを決めれば勝てるでしょ>と言うには、そもそもチームに強力ストライカーと強靭DFがいないと話にならないが、残念ながら日本代表には見当たらない。絵空事のようなコメントを発するメンタリティーには、不信感を抱かざるを得ない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由