早くも懸念される“放言癖”大久保嘉人と本田圭佑の一触即発

公開日: 更新日:

 救世主ではなくトラブルメーカーではないか。W杯日本代表メンバーに選ばれて、一躍「時の人」となった大久保嘉人(31)。一夜明けたこの日はアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦(14日・対FCソウル)に向けての最終調整で汗を流した。

 ザッケローニ監督になって大久保が招集されたのは、12年2月のアイスランド戦の1度だけ。本人も「選ばれたらサプライズ」と言うメンバーに、昨年他界した父の命日に選出されたから、スポーツ紙は大喜びだったが、「昨季Jリーグの得点王で今季も8得点なら選ばれて当然」という声がある一方で、「香川や本田、柿谷が好調なら選ばれていなかったはず」との見方もある。

 いずれにしても大久保の得点力は、この日予備登録された中村憲剛の質のいいパスとセットでの話。川崎のような活躍が日本代表でもできるかは、疑問が残るところ。

 もうひとつの懸念は放言癖だ。このベテランは、思っていることは何でも口にするタイプ。これまでも「今の日本代表は見ていてワクワクしない」とか、「最後のフィニッシュで怖さがない。ゴール前のドキドキ感がない」などと、代表批判とも受け取れる発言を繰り返してきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然