「4番・DH」で足かせに…キューバの主砲セペダに巨人困惑

公開日: 更新日:

 26日の日本ハム戦でも「4番・DH」でスタメン出場した巨人のセペダ(34)。交流戦前、原監督は「守って打つリズムを崩したくない」と言って、このキューバからの助っ人のDH起用に否定的だったが、どういうわけか。さる球団関係者がこう言った。

「当初は首や足に不安がある阿部を主にDHにして、新人の小林を捕手で使う構想もあった。それが、(DH制が採用されない)24日のロッテ戦で左翼に飛んだ打球をセペダがモタモタ追って満塁の走者が一掃。強風が吹いていたとはいえ、原監督はこの時、ベンチで何やら言葉を発して怒り心頭といった感じだった。そこまで先発の菅野は相手打線を無安打に抑えていた。ベンチもみんな<え~>ってずっこけたし、<ただのレフトフライだろ!>と監督だけじゃなく、マウンドの菅野だって思ったでしょう」

■ラミレス、ペタジーニ級の左翼守備

 年齢的なこともあり、キューバの国内リーグではここ数年、DHでの出場がほとんど。お世辞にも強肩とはいえない肩、緩慢な動きは、獲得決定直後から、「左翼守備はラミレス、ペタジーニ級らしい」とチーム内でも不安視する声が上がっていた。それがさっそく露呈した格好である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…