寝違え続くダル 元プロ野球トレーナーが意外な原因を指摘

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DL入り回避し2日に登板も

 故障は「クセ」になっているのではないか。寝違えによる首痛で27日のツインズ戦の登板を回避したレンジャーズ・ダルビッシュ有(27)。今回は症状が軽かったため、故障者リスト(DL)入りを回避。本来のローテーション通り、6月1日(日本時間同2日)のナショナルズ戦(ワシントン)に登板する予定だ。

 メジャー移籍後にダルが首の異常を訴えるのは、今回で3度目。昨季は前半戦終了間際に僧帽筋(首から背中にかけて広がる筋肉)の張りでDL入り。選手間投票で選出された球宴を辞退した。今季は早々と開幕投手に指名されながら、3月中盤に寝違えて開幕に間に合わなかった。

 寝違えは枕などの寝具が合わなかったり、首や肩の疲労から引き起こされるなど、原因はさまざまだ。今季のダルは直球主体の投球スタイルに変えて肩の負担が増したことにより、頻繁に寝違えるようになったとも考えられるが、別の原因を指摘する声もある。

■首の筋肉が硬直化

 ダルはツイッターなどのSNSを駆使してメッセージを発信したり、ファンや同僚選手と頻繁にやりとりしている。今回の登板回避後の第一声にしても球団広報を通じてではなく、ツイッターで「軽いので心配しないで」とつぶやいた。日本で報じられている自身に関する記事もスマホで見ているのだろう。日刊ゲンダイ本紙の記事に対し、ツイッターで異論を唱えたこともあった。更新が頻繁なため「スマホ症候群」の疑いが指摘されているのだ。「横浜・多宝堂治療院」諏訪清史院長(元日本ハム・チーフトレーナー)がこう説明する。

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