コスタリカ戦翌日…ザックが“青空ミーティング”で伝えたこと

公開日: 更新日:

 米国フロリダ州クリアウオーターで事前合宿中の日本代表。コスタリカとのテストマッチの翌3日、午後4時半(日本時間4日午前5時半)からの練習に先駆けて、“青空ミーティング”が行われた。

 練習場で選手全員が輪をつくり、ザッケローニ監督が通訳を通して一方的に話した。いったいどんなことが語られたのか。現地で取材中のサッカージャーナリスト・六川亨氏が「これは大久保も話していたことなんですが……」と前置きしてこう言う。

「大久保が〈コスタリカ戦の特に前半は選手間の距離が開き過ぎ、ボールが相手に渡って守備に入る際、人数が足りなくてカウンターを受けやすくなっていた〉と話していたが、コスタリカ戦の失点シーンも含めて、大久保の指摘通りの場面は少なくなかった。相手ボール時の選手のポジショニング、選手同士の距離感に徹底してこだわるザッケローニ監督が、早急に改善すべき修正点として選手に伝えたのでしょう」

 ミーティングは10分に及び、選手たちは神妙というよりも、険しい表情で聞き入っていた。現地6日夜(日本時間7日午前8時半開始)のテストマッチ、ザンビア戦でミーティングの効果が出るのか、要チェックである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」