新布陣迷走でドロー データでも日本決勝T進出は“絶望的”

公開日: 更新日:

 日本代表のグループリーグ突破が、絶望的となった。初戦でコートジボワール戦敗退に続き、日本時間20日午前7時開始のギリシャ戦がスコアレスドローに終わり、事実上の終戦を迎えたのだ。

 大一番で最初に決定機を迎えたのは日本。前半18分、右SB内田篤人が攻め入り、相手ゴール正面のFW大久保嘉人にグラウンダーのパスを送る。

 これをマイナス方向にはたき、FW大迫勇也が左足でダイレクトにシュート。GKにキャッチされたが、日本らしい“つなぎ”からフィニッシュに持ち込んだ。

 33分には左SB長友佑都が、左サイドからアーリークロスを入れ、走り込んだ大久保が完璧なタイミングでヘディングシュート。相手DFが動きに付いていけず、フリーの状態でのシュートだったが、ボールはクロスバーの上を通過した。

 38分、日本に強烈な追い風が吹いた。ギリシャ中盤のキープレーヤーMFカツラニスが、この日2枚目のイエローカードで退場となったのだ。しかし、その直後、大ピンチを迎える。攻撃参加が持ち味の右SBトロシディスが、日本ゴールほぼ正面25メートル付近でフリーになり、渾身(こんしん)の力を込めて右足シュート。これをGK川島永嗣が左に横っ跳び! 左手一本で神懸かりセーブである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動