慣れるべきは暑さより湿度だった 「日本は準備に失敗」の声

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 かつて、1994年米W杯優勝時のブラジル代表キャプテン、ドゥンガが、「ワールドカップはその国のサッカーの総力が問われる」と語ったことがある。

 本大会に向けてどのような日程で親善試合を組むのか、合宿地をどこにするのか、時差調節――。こうしたさまざまな要素がピッチの中に影響する。短期決戦であるW杯では、ピッチの中の11人だけでなく、サポートを含めた力が問われる。だから、この大会で優勝できる国は限られているのだ。

 試合前、コートジボワールのエースFW、ドログバは足の付け根に痛みを抱えており、100%ではないと報じられていた。さらにもうひとりの中心選手、マンチェスター・シティーの今季プレミアリーグ優勝の立役者、MFヤヤ・トゥーレは、負傷で直前の親善試合を欠場していた。

 日本代表メンバーは史上最強であり、コートジボワールに勝てそうだという雰囲気があった。ところが――。

 ヤヤ・トゥーレはフル出場。所属クラブで見せるプレーには程遠かったが、自分の仕事を最低限こなした。そして何よりドログバだ。

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