ロナウド劇的アシストも ポルトガルは絶体絶命、敗退危機

公開日: 更新日:

「リーグ得点王はW杯でゴールできない」……前年度バロンドール(FIFA最優秀選手)でポルトガルの絶対的エース、C・ロナウドは、いまだこの“悪しきジンクス”に憑りつかれたままだ。

 ドイツ戦の0-4という屈辱的な敗戦から、負ければ敗退という背水の陣でアメリカ戦臨んだポルトガル。前半5分、アメリカのゴール前クリアミスからFWナニが冷静に蹴り込み、幸先よく先制できたポルトガルだが、肝心のロナウドが不発。

 ボールを持ってもすぐアメリカに囲い込まれ、得意のドリブル突破も阻まれる。前半36分、中盤遠めから右足で強烈なミドルシュートを放つが、キーパーの正面だった。42分には左サイドからドリブルを仕掛け、逆サイドのナニにパスするも、ナニのシュートは相手キーパーが好セーブ。直後にエリア手前で得たFKも、ゴールの遙か上を通過した。

 試合中は、本来の左ウイングから何度もゴール前にポジションを変えるなど、得点への執念を見せたものの、味方とのコンビネーションもしっくりこない。後半17分にはカウンターから得意の俊足ドリブルでゴールに迫り、強烈なショートを放つも、ボールはゴール右へ。後半44分のヘディングシュートも枠を捉えられなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず