原監督は頭が痛い…広島エルドレッドが巨人戦前に完全復調

公開日: 更新日:

 苦虫を噛み潰したような巨人原監督の顔が目に浮かぶ。

 九回に飛び出した会沢の勝ち越しソロで決着した29日のDeNA戦。計5本のアーチがかかった乱打戦で気を吐いたのが、広島4番のエルドレッド(33)だった。
 初回にバックスクリーンへ2点本塁打を叩き込むと、三回に2打席連発となるソロを左中間へ運んだ。25号、70打点はいずれも12球団トップを独走する数字だが、先の交流戦では精彩を欠いた。

 23試合で本塁打こそ8本をマークしたものの、打率は87打数16安打の.184。足並みをそろえるように、チームも9勝15敗で交流戦最下位に終わり、6個の貯金を吐き出してしまった。

 交流戦前まで打率.347、15本塁打とセの投手を血祭りに上げていたエルドレッドがリーグ戦再開で息を吹き返せば、最も頭が痛いのは、5本塁打を献上し、1日から直接対決3連戦を控えている巨人である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ