メッシ受賞に驚いた!? FIFA会長に「今さら何を」の声

公開日: 更新日:

 アルゼンチンFWメッシのゴールデンボール(MVP)受賞に関し、FIFAのゼップ・ブラッター会長(78)が14日に言及。「メッシの受賞には驚いた。予想していたことではない」と、今回のMVP選考を暗に批判した。

 メッシはW杯ブラジル大会7試合で4ゴールを挙げながらも、決勝トーナメントでは無得点だった。決定力に欠けることからピッチで守備をしないプレースタイルも一部メディアには問題視され、大会終了直後から「なぜメッシが受賞?」とアルゼンチンの英雄・マラドーナ氏でさえも「(MVPは)不当」と言った。

 しかし、である。ファンやメディアの批判はともかく、FIFAのトップがメッシの受賞をとやかく言う資格があるのか。

「大会MVPの選考は、準決勝終了後にFIFAが候補者リストを発表し、世界各国の記者、FIFA技術研究グループ、インターネット上のファンからの投票で選出されます。それはFIFA自体が決めたこと。決勝戦のパフォーマンスが投票に反映されない問題点も以前から指摘されていた。今になってメッシ受賞にイチャモンをつけるのはおかしな話です」(サッカージャーナリスト)

 文句があるなら、自ら選考方法のルールを変えるべきじゃないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン