レッドソックス主力投手一掃 オフの補強目玉は広島マエケン

公開日: 更新日:

 今季は上原、田沢が所属し、日本のファンにもなじみが深いレッドソックスがトレード市場で主役を演じた。7月31日(現地時間)のトレード期限最終日に主力を一掃したのだ。

 エース左腕レスターがキューバ人外野手のセスペデスとの交換でアスレチックスへ、右腕ラッキーがカージナルスに移籍した。レッドソックスは27日にサイ・ヤング賞右腕(07年)ピービーをジャイアンツに、30日には5番手左腕のドブロントをカブスにそれぞれ放出しており、開幕時のローテーション投手4人がトレード期限ギリギリにチームを去った。

 レッドソックスが今オフ、先発陣の補強に動くのは必至。今季終了後にはタイガース・シャーザー、ドジャース・ベケット、ヤンキース・黒田ら実績のある先発投手がFAになる。中でも、再建の切り札としてリストアップしているのが日本人右腕だという。

 今オフにもポスティングシステムを使ってメジャー移籍が確実視される広島前田健太(26)のことだ。

 レッドソックスは早くから前田に注目してきた。松坂(現メッツ)、岡島(現ソフトバンク)の獲得に尽力したクレイグ・シップリー国際スカウト部長(当時=現ダイヤモンドバックスアシスタントGM)がPL学園時代からマーク。広島入団後も国際スカウトを日本に派遣して視察を重ねており、レッドソックスの獲得リストには「ランクA」と記されているそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした