元広島コーチが分析 ヤンキース黒田「衰えない肉体」の秘密

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■黒田の提案で生まれたメニューも

 当時、投手のトレーニングメニューはチューブなどを使ってインナーマッスルを鍛えるのが全盛だった。そんな中、黒田は体幹を重視したトレーニングをいち早く取り入れたという。

「投げていて感覚的に身に付けたものなのか、若い頃から股関節や体の軸を意識して強化していました。私が知る限り、広島での11年間は体幹トレを地道に続けており、これが下地となってメジャーでの活躍につながっているのかもしれません」(石橋氏)

 中でも黒田が重視していたのは回旋という腰の回転運動だ。投げる際にスムーズに体重移動させるために、腰の回転が重要だからだ。

「黒田がやっていたのはあおむけになり、ひざを立てた状態で下半身だけ横にずらして戻す強化運動です。この横にずらした状態で人に押さえられると動かせないのが普通ですが、黒田は簡単に動かしていた。彼の中では一つのチェックポイントになっているようで、登板時にも味方の攻撃中はダッグアウトで股関節のチェックを欠かしたことがなかった」(石橋氏)

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