“天敵”オリックス森脇監督の契約延長にソフトBが戦々恐々

公開日: 更新日:

 ソフトバンクは今後2年間、「天敵」と付き合わなければならないようだ。

 23日に来季以降の続投が決まった、オリックスの森脇浩司監督(54)。今季が契約最終年だが、新たに2年延長となった。「チームが首位争いをして結果を出している。今後も優勝を狙えるチームづくりを行ってほしい」とは瀬戸山球団本部長。昨季まで5年連続Bクラスだったオリックスも、現在は首位と3.5ゲーム差の2位だ。

 この知らせに複雑なのが、首位ソフトバンクの面々。オリックスには10年から3年連続勝ち越しと優位に立っていたはずが、森脇監督が就任した昨季は10勝14敗と負け越し。今季も8勝9敗と苦手にしているからだ。

■09年のクビ事件に同情するSBナインも

 森脇監督は09年までソフトバンクのヘッドコーチを務め、06年には胃がんで入院していた王監督の代行を務めたこともある。松田や本多といった主力選手の中には、手の内を知られている者も少なくない。

 あるソフトバンクの球団関係者は「ナインの同情もある」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒