ゴルフ不人気の象徴 「プロと写真」イベントは遼以外“閑古鳥”

公開日: 更新日:

「せっかく主催者が高額賞金と会場に有名コースを用意したのに、出場選手がこれじゃあなぁ」

 これは大会関係者のボヤキだ。男子プロゴルフの「ダイヤモンドカップ」(茨城・大利根CC西C=7117ヤード・パー71)は、賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円。アジアナンバーワンのゴルファーを決めて、勝者にはアジアンツアーの出場権が与えられるという魅力的な大会だ。

 米ツアーから帰国している石川遼が10日前になって急きょ出場を決めた。初日は3バーディー、4ボギーの72で回り、1オーバー44位タイだった。

「ボギー先行だったので、いい流れにできなかった。アンダーパーで回らないといけないコンディションだった。前半でバタついてしまった」(石川)

 冒頭のボヤキは会場で行われた目玉イベント「チャリティーフォト」が全然盛り上がらなかったからだ。選手1人につき10人まで記念撮影できる権利。チャリティー1000円以上支払うことになり、入場者から希望を募ったところ、「一緒に写真を撮りたい」という選手が22人しかいなかったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢