JGTO海老沢会長が描く「男子ゴルフツアー復権」の青写真

公開日: 更新日:

 今季の国内男子ツアーは25試合(海外2試合を含む)。1983年の45試合から20試合も減った。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の海老沢勝二会長(79)体制は2期3年目になったが、会長に男子ツアーはこれからどうなるのか聞いた。

――今年から放映権料で新たな取り組みがありました。

「新規大会の『ダンロップ・スリクソン福島オープン』は、放映権料がJGTOに入る仕組みになりました。これから新規大会は同様に働きかけていきます。私がNHKにいた時に、日本ゴルフ協会と交渉して日本オープン、女子オープン、シニアオープンの3試合に、計3億円の放映権料を支払っていました。2年前、JGTO会長に就任した時も当然、放映権料が入っているものだと思っていたら、ほとんどの大会で放映権料がない。どうやって経営が成り立っているのかと聞いたところ、選手の賞金をカットし、主催者から1試合につき1000万円を出してもらい、JGTOの運営資金に充てていた。これまで赤字は出さずに済んでいますが、このシステムを変えていきたい」

――放映権料といっても、男子大会に魅力がなければ視聴率は上がらず、カネになりません。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く