中畑監督続投濃厚で組閣着手 DeNAヘッドに田尾氏が浮上

公開日: 更新日:

「中畑監督が来季続投しても、しっかりとした参謀が必要。具体的な調査に入っているとも聞いている」

 DeNAの来季体制について、ある球界関係者がこう言う。中畑監督の来季続投が濃厚となっているチームは、すでに組閣作業に着手。重要ポストとなるのが、今季不在だったヘッドコーチの招聘だ。

「二宮前ヘッドは昨年5位の責任を取って二軍に降格。新たに進藤打撃コーチが作戦担当に就任しましたが、もともと中畑監督と接点があったわけではなく、中畑監督は相談事があれば、馬場、蓬莱両コーチと話をしていました。今季は4月2日の巨人戦(横浜)で継投に失敗、9-15と大逆転負けを喫して開幕ダッシュに失敗。Bクラスに終わったのは采配、選手起用で監督の参謀となり、コーチ陣のまとめ役となれる人物が不在だったことも響きましたね」(横浜OB)

 高田GMの今季限りの退任、山下GM補佐の昇格が内定。山下GM補佐が中心となって、組閣作業を進めているとみられる。その山下GM補佐と中畑監督の2人に、意中のヘッドコーチ候補がいるという。

「田尾安志氏(60=元楽天監督、評論家)をヘッドとして招聘する可能性がある」と、前出の関係者がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」